岩崎産業 地方から世界へ

輝く個性が時代を拓く 変わったやつこそ『人財』

私たちいわさきグループは、鹿児島を拠点に約30社のグループ会社を持ち、鹿児島交通・垂水フェリーに代表される南九州最大級の公共交通ネットワークや、指宿・種子島・屋久島の美しい自然に囲まれたいわさきホテルズを中心に、国内外で様々な事業を展開しています。

創業は大正11年(1922年)にさかのぼり、枕木を主とする木材事業から始まりました。日本屈指の木材業者と呼ばれるまで成長した岩崎産業は、より持続的に鹿児島の経済を潤す事業として、まだ観光という概念すら確立していない時代に、いち早く観光業に着目したのです。

また、国内のみならず、オーストラリアに所有する約9000haの土地を活用した街づくりプロジェクトや、アジア圏からのインバウンド誘致など、海外を対象とした事業にも長きにわたり尽力し、「鹿児島と世界」の交流に寄与し続けています。

観光業界のパイオニアとして絶えず時代を先取りし、鹿児島の魅力を国内外へ、地方(ローカル)から世界(インターナショナル)へ発信しているいわさきグループ。『インターローカル企業』として鹿児島の自助自立を目指す当グループにおいては、社員1人1人の独自の発想や輝く個性こそが大きな力となります。

私たちは、そんな先取の気風と個性溢れる『変わったやつ』を求めています。

事業理念

いわさきグループは、地域と共に発展することを念頭において、企業経営を行なっております。さまざまな事業を起こし、その土地の文化・風土を生かして発展させ、地域全体を活力あふれた魅力あるコミュニティにすることが大きな課題であり、夢でもあります。 いわさきグループのビジネスフィールドには前提や前例はありません。前提や前例がないものを自ら創造し、運輸・観光・ホテル・情報ITなど、関連事業を含めグループ間の横の連携・総合力で、さらに積極果敢に挑戦していきます。

  • 自尊と自律による、個人と地域の自助自立の実現
  • 道徳的かつ合理的な個の確立
  • 地域における公正な市民社会の実現
  • 地域ネットワークの構築によるグローバリズムへの参画と貢献
  • 個と全体の合理的な調和
  • 挑戦と創造による家業的(有人格的)経営の継承

自尊と自律による、個人と地域の自助自立の実現

地域がまた社会や国家が要請する企業・事業を行なうことを通じ、私企業としての自助に努め、経済的な自立を確保し、それによってその地域が自立し、主権を確立するころに貢献することを使命とする。一方、内にあっては、その個々人が自助・自立することにより、より高次元な自己実現欲求を追及することを可能ならしめる環境を創造することを目標とする。そのような環境において、その個々人は互いに自分と相手の人格を尊重しあうとともに、お互いに鍛錬し合い、自己を律する力を養うこととなる。
いわさきの自助自立は、その個々人が高い他尊・自尊の心と自律心、自助と自立の心を持つことによってもたらされるという視点より、いわさき人においては、道徳的で合理的な個が確立されるよう努力しなければならない。そういういわさき人は、確立した個として地域が法の精神に則った公正な社会となるべく、道徳的で合理的な一市民としての責任を能動的に果たさなければならない。

インターローカリズムとその実践

地域社会における自然権的な自尊心とその発露である自助自立の努力を尊重しなければならない。アジアが、世界が、国家というよりも地域の集合体であるという解釈の中で、そういう他尊こそが世界のアジアの平和の基礎となることを強く認識すべきである。いわさき人は、国際平和や地域環境への高い意識の中で偏見や因習より解放された開明な地球人としての役割に能動的に向き合い、世界中の異なった文化を有するそれぞれの地域社会が国家を超え、ネットワークを形成することが人類の幸福と繁栄をもたらすとの考えのもと、その実践者となるべく努力しなければならない。

個と全体の合理的調和

個と全体との調和の維持は、合理的なアプローチが為されれば必ず可能である。 確立した個の集団においては、両者が対立した場合も合理的な解決策を見いだせるとの信念が持ち続けなければならない。外にあっても内にあっても自助心や自立心のない者の一方的な要求にも屈することなく、フェアな関係を保たなければならない。時間軸への考慮においても、因習への妥協や怠慢をもって、次世代に犠牲を強いてはならない。個と次世代を含めた全体との美しい調和を実現することによって初めて高いモラルの維持が可能となる。高いモラルは、(契約に対する)誠実さや見識を養い、個と全体との一体性を強める。また、そのような環境においてのみ、全体に対する自発的貢献が期待できるのであり、いわさきの自助自立には、滅私奉公的な関係は不要である。

誇りある家業の継承

人間の営みの自然な理として、先祖代々受け継いだものを子々孫々譲り渡していくように、創業の精神が、また事業や経営資源が、そしてそれら享受される繁栄がさも家業のごとく代々継承されていくことが最も大切である。なぜなら、このような家業的な継承への責任感や誇りが、初めて個人と組織(企業)と地域の三者間において、時として対立する枠組みを未来志向にできるからである。無人格的資本の暴走を制御するため、家業的経営の継承が守られねばならない。

挑戦と創造による存続

継承すべきものは、ある瞬間に会社において為されている商売や商権自体ではなく、また組織そのものでもなく、創業からの自助・自立の精神とそれを可能せしめる有形、無形の経営資源である。よって、決して組織の自己保存的な保守性、硬直性に害されてはならない。常に、自己革新的に挑戦と創造を繰り返さねばならない。何を守り、何を引き継いでいくべきかを見間違ってはならない。 本当の意味で誇りのもてる歴史を積み重ねていくためには、どうしたら希望の持てる未来になるかが判断基準である。出来上がっているものをあえて壊す勇気をもつことや新しいことにあえて挑戦する進取的姿勢そして無からの創造に従事する喜びを感じることが継続的な隆盛のためには大切なのである。そういう意味でも、失敗を恐れる必要はない。むしろ反省と学習を怠ること、失敗を恐れて滞ることの方を問題とすべきである。

グループの歴史

枕木積み込み作業風景
いわさきグループの中核である岩崎産業(株)の誕生は、大正11年にさかのぼります。12000haにおよぶ広大な社有林を奄美に所有。長期伐採計画に基づき木材資源の確保に力を注いできました。
戦前は、枕木販売・山林経営のほかに鉱業重工業の分野にも進出し、今日の発展につながる基盤を確立しました。

 

指宿観光ホテル
戦後は、陸海の交通運輸事業を手がける一方で、観光・レジャー時代の到来をいち早く予測、指宿・開聞山麓・佐多岬などの観光開発をすすめてきました。また、種子島、屋久島、奄美大島の離島、沖縄の豊見城城址公園。大分の久住高原、伊豆の石廊崎や箱根など全国数十カ所の景勝地を意欲的に開発。昭和31年の指宿観光ホテルの開設。そして昭和47年の西太平洋一の偉容を誇る豪華な大リゾートホテル指宿いわさきホテルの完成。いわさきグループは総力を結集し、指宿を鹿児島県のひなびた湯治場から南九州観光のメッカへと変貌させたのです。

 

「創意と工夫」でたえず時代を先取りしながら前進し続けるいわさきグループ。その積極果敢な経営姿勢は、国内のみならず、オーストラリアに所有する約9000haの土地開発をはじめとする海外の観光開発にまで乗り出す大きな原動力になっているのです。

 

1902年
明治35年
5月 創業者・岩崎與八郎、鹿児島県曽於郡岩川(現 曽於市)で生まれる
1922年
大正11年
岩崎商店開業
1923年
大正12年
9月 関東大震災により大量の枕木を鉄道省に納める
1928年
昭和3年
8月 郵便逓送事業開始
1930年
昭和5年
金輸出解禁により鉱山事業を開始
1940年
昭和15年
4月 岩崎商店を岩崎産業株式会社に改組
1941年
昭和16年
12月 岩川に岩川工業学校を創立 (現 岩川高校)
※太平洋戦争 勃発
1943年
昭和18年
12月 鹿児島工業専門学校、医学専門学校の設立に寄与

(現 鹿児島大学工学部・医学部)

奄美大島の山林経営に着手
1948年
昭和23年
4月 東京 銀座にオリンピック観光(株) 設立
1951年
昭和26年
11月 銀座にオリンピックビルを新築 (終戦後東京で2番目の新築ビル)
財団法人岩崎奨学会 設立
1952年
昭和27年
5月 南薩鉄道(株) 買収
1956年
昭和31年
11月 指宿観光ホテルオープン (現 指宿いわさきホテル)
1957年
昭和32年
12月 鹿児島市に岩崎美術館を寄贈
1959年
昭和34年
2月 名物ジャングル浴場 指宿観光ホテルに完成
箱根に紅葉園をオープン
1960年
昭和35年
2月 鹿児島商船(株) 設立
1963年
昭和38年
8月 佐多岬有料道路の開通式
沖縄の観光開発に乗り出す
1964年
昭和39年
9月 南薩鉄道(株)、三州自動車(株)を合併し鹿児島交通(株) 設立
1966年
昭和41年
12月 南海郵船(株)を買収
1967年
昭和42年
11月 いぶすきゴルフクラブ開聞コースオープン
1969年
昭和44年
5月 伊豆の石廊崎ジャングルパーク、オープン
1972年
昭和47年
3月 豪州岩崎産業(株) 設立
6月 ※鹿児島~香港国際線航路 開設
10月 指宿いわさきホテルオープン
1974年
昭和49年
4月 鹿児島市とオーストラリア・パース市との姉妹都市盟約締結に寄与
1979年
昭和54年
6月 オーストラリア、キャプリコーン・イワサキ・リゾート起工式
1981年
昭和56年
11月 メキシコ、マグダレナリゾート開発計画の発表
1989年
平成元年
7月 高速艇ジェットフォイルTOPPYを種子・屋久路線に就航
1990年
平成2年
6月 コスモリゾート種子島いわさきホテル オープン
1991年
平成3年
7月 コスモリゾート種子島ゴルフクラブ オープン
1995年
平成7年
10月 屋久島いわさきホテル オープン
2001年
平成13年
10月 株式会社シーエス九州 設立 (現 インターローカルメディア株式会社)
2009年
平成21年
4月 現代ユニバースいわさき 設立
2013年
平成25年
11月 第1回白露シニアゴルフトーナメント 開催 (於 いぶすきゴルフクラブ)
いわさきグループ三代目CEO 岩崎芳太郎 鹿児島商工会議所会頭就任
2017年
平成29年
 4月  種子島いわさきホテル リニューアルオープン
2019年
令和元年
7月 第87回日本プロゴルフ選手権大会 開催 (於 いぶすきゴルフクラブ)
2021年
令和3年
天文館・リバティーハウスに岩崎屋 オープン
2022年
令和4年
創業100周年
鹿児島空港に「いわさきのキッチンさつま」オープン

会社概要

企業名 いわさきグループ(岩崎産業株式会社)
代表者 代表取締役 岩崎 芳太郎
所在地 【本社】
〒892-8518 鹿児島県鹿児島市山下町9-5 岩崎ビル

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岩崎ビル
創業 1922年(大正11年) ※岩崎産業の前身、岩崎商店
資本金 44億円(グループ総合)
株式 非上場
年商 388億円(グループ総合)
事業所 ●本社(岩崎産業)

鹿児島県鹿児島市山下町9-5 岩崎ビル
TEL:099-223-0112(代表)

 

●本社(いわさきコーポレーション)

〒890-0064 鹿児島市鴨池新町12-12 第2岩崎ビル
TEL:099-259-2888(代表)

 

●東京支店 東京都中央区新富1-13-23 ミツヤ第五ビル 3F
TEL:03-3555-1388

 

●福岡支店 福岡県福岡市博多区中洲5-1-6 博多三八ビル
TEL:092-262-7805

 

その他、鹿児島県内各地・熊本・宮崎・オーストラリアなどグループ各社の事業所あり

従業員数 約2,100名(うち男性約1,500名・女性約600名)

一般事業主行動計画

詳細は下記PDFをご覧下さい。
女性活躍推進法に基づく一般事業主行動計画(岩崎産業株式会社)

女性活躍推進法に基づく一般事業主行動計画(鹿児島交通株式会社)

女性活躍推進法に基づく一般事業主行動計画(いわさきコーポレーション株式会社)

女性活躍推進法に基づく一般事業主行動計画(鹿児島交通観光バス株式会社)

女性活躍推進法に基づく一般事業主行動計画(指宿観光株式会社)

女性活躍推進法に基づく一般事業主行動計画(いわさきホテルズオペレーション株式会社)

次世代育成支援対策推進法に基づく一般事業主行動計画